レガシーインプラントシステム概要
Implant Direct社
レガシーインプラントシステムは、開発者のDr. Gerald Niznickが、過去に自身が考案したインプラントシステムを大幅に見直し、より患者の負担軽減と術者の施術のしやすさを配慮した製品である。 レガシー1は直径3.7/4.2/4.7/5.7mmDの4種、長さ8/10/11.5/13/16mmLの5種、レガシー2、3は直径3.2/3.7/4.2/4.7/5.2/5.7/7.0mmDの7種、長さ6/8/10/11.5/13/16mmL(3.2mmDのみ8~16mmL、7.0mmDは6~13mmL)の6種、表面処理2種(SBM・HA)で、全180種類のインプラントを選択できる。
- 概要
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詳細
レガシーインプラント概要
レガシーインプラントのボディデザインは、狭窄した隣在歯根を避け、幅径の小さいケースでの骨外への穿通をおこしにくいテーパー形状である。またレガシー2、3はスレッド形状がバットレス(鋸刃型)で、応力分散が期待できる他、先端に向かうに従って谷部が深くなり、骨への固定を高める。
さらにネック部にミニスレッド(四条)を付与し、皮質骨領域での埋入ストレスを軽減しながら、ネック部での初期固定を高め、骨のダウングロス抑制をも期待される。
アバットメントとの接合様式(以下、プラットフォーム)は、世界で広く採用されているインターナルヘックスである。回転防止機構は内側六角で、その辺縁にはベベルがあり、マイクロギャップを抑え、アバットメントとの適合を高めている。プラットホーム直径はインプラント直径に合わせ、3.0/3.5/4.5/5.7mmDの4種でカラーコード化され、埋入後のヒーリングカラー、印象用パーツならびに補綴用パーツ選択の際、プラットホーム直径の確認をより確実に行える。
表面性状はSBMタイプとHAコートがある(レガシー1・3はSBMのみ)。SBMは後工程の酸処理で表面から完全除去が可能である材料を使用し、ブラスティング&酸処理を行うSBM(Soluble Blast Media)処理を施して、骨との接触面積を増大している。
HA(ハイドロキシアパタイト)コートは、高品質のHAを露出のリスクを抑えた部位にコーティングし(ネック部はSBM処理)、より安全性を高めている。
オールインワンパッケージ
インプラント体と多機能パーツ類をパッケージ化させ、経済性を高めるとともに、術式の簡便化やパーツ発注の工程省略を実現した。特にレガシー3付属のCTアバットメント(フィクスチャーマウント/トランスファー/最終アバットメント)は、トランスファーや最終補綴パーツとして使用できる形状を有する。またエクステンダーは、カバースクリューと併用し、ボーンレベルタイプであるレガシーインプラントに装着することで、ヒーリングカラーの代わりとして使用可能である。レガシー2に付属のCTアバットメントはフィクスチャーマウント/トランスファー/テンポラリーアバットメントとして機能する。
器具
硬骨質症例の最終ドリルとして使用するCBDドリルは、ユニークな構造で、根元でネック部骨を拡大するが、さらに逆回転で穿孔することでカウンターシンクの形成ができ、深めに埋入する場合でも補綴パーツの確実な装着を可能にする。埋入用ドライバーは2.5mm Hex、キャリアー(フィクスチャーマウント)頭部は4mmスクエアであり、同社のツールはもちろん、同規格のツールも使用できる。カバースクリュー、ヒーリングカラー、印象・補綴用パーツの着脱は1.25mmHexドライバーで行える。









